Matterportのデジタルツインの中をOculus Quest 2でVRウォークスルーしてみた
こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。
デジタルツインプラットフォームのMatterportでは、作成したデジタルツインの中をVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使ってウォークスルーできる機能があります。
私はOculus Quest(Meta Quest)2を持っていたので、それを使ってMatterportのデジタルツインの中をVRウォークスルーしてみました。
やってみた
スマートフォンへのキャスティング
まずHMDで人が見ている映像の動画キャプチャを取得できるように、スマートフォンへのミラーリング(キャスティング)設定を行います。
Oculus Quest側でキャスティングを有効にしたら、スマートフォン側でOculusアプリを起動します。権限を求められたら許可します。
右上のキャストボタンをクリック。
接続が確立されたらキャスティングを開始。
キャスティングが開始されるまで待ちます。
開始されました。Oculus Quest側の映像がキャスティングできています。
VRウォークスルー
Matterportでは、「DISCOVER」で公式コンテンツやユーザーコンテンツが公開されており、誰でも自由に試すことができるので今回はこれを使用してみます。
実際にVRウォークスルーを試している様子の動画がこちらになります。少し解像度が粗いですが実際にはもう少しまともです。(途中でOculus Questとインターネットの間の通信が不安定になって若干もたついています。)
ブラウザでウォークスルーしたいコンテンツを開始します。
するとウォークスルーが開始されるので[VRを開始]をクリックします。
するとVRウォークスルーが開始されます。コントローラーで白いリングにポイントするとその位置へ移動できます。
楽しい!
おわりに
Matterportのデジタルツインの中をOculus Quest 2でVRウォークスルーしてみました。
Matterportで作成した素晴らしいデジタルツインを体験する方法としては最上級のものだと思います。
惜しむらくはOculus Quest側の解像度の高さがまだ十分ではないところでしょうか。これが4Kレベルになったら一気に普及が進むのではと思います。
以上